試作事例紹介

反りやすい樹脂加工の材質と原因と対策

樹脂加工の「あるある」ですが、

樹脂を加工してまっすぐのはずが、
まっすぐではなく反れてしまっている!!

こんな経験ないでしょうか?

 

◆反りって何?

反りとは、辞書で調べると
「そっていること。曲がっていること」と記載されています。

製造的には、反りは、製造不良の1つとされています。

◆なぜ反れてしまうのか?

<反りの原因> 
1つ目
樹脂を加工することによって、熱が逃がせられず、固化していないのに、
また、ある一方では熱がかなり逃げて固化していきます。
この固化していない部分が、固化した部分に引っ張られることにより、反りが発生します。

2つ目
反りの原因の1つに樹脂そのものの特性もあるとおもいます。
樹脂によっては、反ってしまいやすい素材が存在します。

 反っている素材の例としてコチラ↓↓↓

雑な写真ですが・・・(^^:
真ん中を中心に両端が大きく浮いて反ってしまっているのが
おわかりいただけますでしょうか?

購入して届いたものがすでに反っていました(^^;
このように、そもそも反りやすいものもあるんですね。

 

反りやすい材質は、
・6ナイロン
・MCナイロンや
・ジュラコン(POM)
・PBTのガラス入り

などがあります。

面積の広い板形状の場合、特に反りやすいので注意が必要です。

◆反らないようにするには?

固化していない部分が、固化した部分に引っ張られることにより、反りが発生することから、
肉厚をできるだけ均一化することで反りを減らすことができます。

弊社では、反りを極力出さない工夫をしますが、
まったく反らないようにするのが難しい形状の場合、

「こっち側には反ってほしくない」などの反りの方向の指示があれば、
加工量で調整することができます。

これらの材質を多方向から加工する際には、
寸法公差を出すのも難しくなります。

ですのでこれらの材質を加工する際はノウハウやテクニックが必要となります。

 

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